ふんわり香る硫黄臭にツルスベ感あふれるアルカリ性の湯は、とても柔らかく肌を包み込みます。
江戸時代の徳川綱吉の時代に発見され、明治初期までは日光詣での大名や僧侶のみに限定。 一般開放された明治以降は、多くの観光客が訪れ、鬼怒川渓谷沿いに旅館やホテルが建ち並び、「東京の奥座敷」と呼ばれる日本有数の温泉地に発展。 ふんわり香る硫黄臭にツルスベ感あふれるアルカリ性の湯は、とても柔らかく肌を包み込みます。 湯河原温泉の中でも特に奥湯河原にある「神谷温泉」は、からだの芯までよく温め、温泉から上がった後も湯冷めしにくいという特徴があります。また刺激が少なく肌触りの良いお湯で、その効能には名湯と誉れ高い湯河原温泉の石膏成分が古くから「傷の湯」として称えられ、打ち身や傷、術後の回復が早いことで知られていました。その評判は江戸時代の史料に「湯の効能は総じて身の痛みにはとくによく効く」と記されたほどです。肌が冷めにくく、身体を芯から温めてくれるので、冷え性の方におすすめです。
[ 全身浴 ]
使用量:お好みの必要量
・リラックスしたい時:ややぬるめ(37〜39度)にすることで副交感神経を活発にし、リラックス効果が得られます。時間は30分程度
・爽快感を味わいたい時:熱めのお湯(41度程度)にすることで交感神経が活性化され、爽快感が得られます。時間は10分程度までにしてください。
[ 半身浴 ]
使用量:全身浴の半分程度でご利用ください。
血行を良くし免疫力が高まります。
温度:37〜39度 入浴時間:30分程度にしてください。
[ 足湯 ]
温泉水とお湯を1対1から1対2の割合にして足湯用バケツや桶に入れます。手軽に利用でき冷え性などに効果があります。
湯温は熱め(40〜42度)で時間は10〜20分程度をおすすめします。
【泉質と効能】
泉 質: アルカリ性単純硫黄温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
pH値: 9.6
効 能: 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、慢性湿疹
【一般的適応症】
筋肉及び関節の慢性的な痛みまたはこわばり(関節リュウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下(胃がもたれる、胃にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息または肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、病後回復期、疲労回復、健康増進
【泉質別適応症(浴用)】
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、慢性湿疹